ぺっぴんさん

NHKの朝ドラ「ぺっぴんさん」が終わった。この半年間、毎日録画して見てました。キアリスというお店を4人の女の子で立ち上げて、赤ちゃんのいるママのためのベビー服を作って、ママをハッピーにしながら、自分たちもハッピーになっていく、そんな物語でした。言い換えれば、赤ちゃんのための製品で起業した女子4人のスタートアップの奮闘記です。

 

この朝ドラは、もともとMr.Childrenが主題歌を担当するということで、いち早く聞きたいという気持ちから見始めました。私は大のミスチルのファンなので「ヒカリノアトリエ」を聞きたいという気持ちから朝ドラを見ました。そういうわけで、たまたま朝ドラを見始めたなのですが、「ぺっぴんさん」はとても良かったです。ときどきうるっと目頭があつくなったり、理不尽なことにちょっと憤りしながら、物語に心を重ねて、歌もいいのですが、ストーリーにどんどん没入していきました。

 

私も小さい会社を経営しているのでその大変さはわかっているつもりです。会社の成長は、会社を支えている仲間がそれぞれ成長しなければなしえないものだと考えています。現実の世界もNHKの朝ドラのように様々なことが起こります。フェリーニの映画「道」でも「人生に無駄なことはない。この石ころにも意味がある」というような台詞があったと思います。日々起きていることに喜怒哀楽しながら、しっかりと受け止めて、よりよい未来を形作れるように、今をしっかりと生きていきたい、そんな風に励ましてくれる朝ドラでした。

 

今日で終了したのは残念ですが、とても良い朝ドラでした。ありがとうございました。